コロナ禍 オンライン面接用のメーキャップ講座開催 神戸

コロナ禍で就職の面接がオンラインで行われる機会が増えるなか、神戸市のハローワークで仕事を探す女性を対象にしたメーキャップ講座が開かれました。

これは新型コロナの感染対策でオンライン面接を取り入れる企業が増えていることから神戸市のハローワーク三宮が初めて開催しました。

3人が会場を訪れて参加したほか、オンラインでも県内外からおよそ50人が参加しました。

化粧品メーカーの社員が講師を務め、好印象を持たれやすいポイントをモデルの女性に実際にメークしながら解説します。

オンラインでは胸から上や首から上だけが映るため、顔の見え方や印象が通常の面接よりも重要だとして、ふだんよりも明るい色の化粧の下地を使うことや、穏やかな雰囲気になるように眉に角度をつけすぎないことなどを伝えていました。

参加した28歳の女性は「とても勉強になったので、次の面接のときに早速生かしたいです」と話していました。
ハローワーク三宮の森昌彦さんは「コロナ禍でハローワークに求められる役割も変わっていると実感する。仕事を探す人たちの力になれるよう、支援を強化していきたい」と話していました。