アマゾン子会社AWSで障害 データ管理サービス 広範囲に影響

IT大手、アマゾンの子会社のAWS=アマゾンウェブサービスは、企業向けのデータ管理のサービスに障害が起きていることを明らかにしました。影響は、銀行や携帯電話会社など、広い範囲に及んでいます。

アマゾンの子会社のアマゾンウェブサービスによりますと「クラウド」と呼ばれる外部のサーバー上で企業向けのデータなどを管理するサービスに2日午前7時半ごろから障害が起きているということです。

ネットワークの接続機器の故障が原因だとしています。

このサービスを利用しているのは数十万規模に上るということで、影響は、銀行や携帯電話会社など、広い範囲に及んでいます。

これまでに、
▽スマートフォンで住所変更などを行う三菱UFJ銀行のアプリや、
▽みずほ銀行のネットバンキングのアプリのほか、
▽SBI証券など、ネット証券各社のサイトの一部にアクセスしにくくなるなどの、
影響が確認されています。

また、
▽携帯電話会社のKDDIでも、スマホ決済の「au PAY」で、入金しにくいなどの影響が出ているということです。

アマゾンウェブサービスが復旧作業を急いでいますが、午後1時半現在、復旧のメドは立っていないとしています。

気象庁 HP更新に遅れ

アマゾンウェブサービスが運営する企業や個人向けのデータ管理のサービスに障害が発生している影響で、このサービスを利用している気象庁のホームページのデータ更新にも時折、遅れが出ているということです。

気象庁によりますと、影響は2日午前9時ごろから確認されているということで、雨雲のレーダーや災害の危険度などのリアルタイムのデータを更新する際、遅れが起きる場合もあるということです。

これまでホームページ自体が閲覧できないような状況は起きていないということですが、気象庁は、状況が深刻化した場合は、使用しているサーバーを切り替えるなどの対応も検討するということです。

羽田空港など 一時搭乗手続きできず

アマゾンウェブサービスのデータ管理のサービスに障害が起きている影響で、全日空では午前11時半ごろに羽田空港などでチェックインを行うシステムに障害が発生し、一時的に搭乗手続きができなくなりました。

システムは10分ほどで復旧し、数便程度に最大で10分余りの遅れが発生しましたが、欠航はでていないということです。

また、日本航空では、貨物の情報に関わる一部のシステムに影響がでたということです。

現在、遅れなどは出ていないということです。