メルシャン ワインの販売一部休止 コンテナ不足で輸入滞る

新型コロナウイルスの感染の長期化によるコンテナ不足で、アメリカからワインの輸入が滞っているとして大手ワインメーカーの「メルシャン」は一部の製品の販売を当面の間、休止することになりました。

販売を休止するのはメルシャンがアメリカからワインを輸入し、日本の工場でびんやペットボトルなどに詰めて販売している10種類の商品です。

販売休止の理由について会社では、感染が長期化する中で世界的な“巣ごもり”を背景にした物流需要の拡大に加えて経済活動の正常化に伴う人手不足などでコンテナが不足し、ワインの輸入が滞っているためだとしています。

会社によりますと在庫がなくなり次第、販売を休止することにしていて、再開の時期は未定だということです。

コロナ禍における物流の混乱がワインの製造や販売にも影響を与える形になっています。