パラリンピック 車いすバスケ男子 日本は初の準決勝進出

東京パラリンピック、車いすバスケットボール男子の準々決勝で、日本がオーストラリアに61対55で勝ち、この種目で初めての準決勝進出を決めました。

車いすバスケットボール男子の予選リーグを4勝1敗のグループ2位で通過した日本は1日、東京・江東区にある有明アリーナで行われた準々決勝でオーストラリアと対戦しました。

日本は序盤、高さのある相手に対して、プレッシャーをかけてゴール下に入らせないディフェンスで第1クオーターを14対14の同点で終えます。

第2クオーターでは香西宏昭選手のスリーポイントシュートで流れをつかみ、35対30と5点リードで前半を折り返しました。

第3クオーターは、鳥海連志選手を中心としたスピードのある攻撃で点数を重ねて、47対39とリードを8点に広げました。

最終の第4クオーターは粘りを見せるオーストラリアに2点差にまで迫られましたが、エースの藤本怜央選手が勝負どころで連続してシュートを決めて61対55で勝ち、日本はこの種目で初めての準決勝進出を決めました。

準決勝は3日行われ、日本は前回のリオデジャネイロ大会で銅メダルのイギリスと対戦します。

鳥海「準決勝は体力回復させディフェンスから流れを」

鳥海連志選手はいずれもチーム最多の9つのアシストと12のリバウンドに加え、チームで2番目に多い15得点を決め攻守で活躍しました。

試合後「オーストラリアは、今大会、第1クオーターから力を入れて攻めていたので序盤のディフェンスが重要だと考えていた。自分の試合の出場時間が長くなることも把握していたので、きのうは体力を回復させきょうの力強いプレーにつながった」と話していました。

3日の準決勝のイギリス戦については「またタフな試合になると思うので、体力を回復させて、ディフェンスから流れをつかめるようにしていきたい」と意気込みました。

キャプテンの豊島「目標はメダル獲得 しっかり準備する」

キャプテンの豊島英選手は「プレッシャーをかけるディフェンスを40分間続けることで相手のシュートミスにつなげたり、相手の体力を削ったりすることができた。チームとしてディフェンスでの1.5倍の運動量を掲げて、それを遂行するために1人1人が努力してきた結果だ」と話していました。

イギリス戦に向けては「目標はメダル獲得なので、次、勝てるようしっかり準備していきたい」と意気込みました。