六本木ヒルズ VRを使った防災訓練 3密を避ける

防災の日の1日、東京・港区の六本木ヒルズは、新型コロナの感染対策としてVR=仮想現実の技術を使った防災訓練システムを導入し、いわゆる3密を避けた訓練のようすを披露しました。

東京 港区の六本木ヒルズを運営する会社は例年、この時期に数百人規模の防災訓練を行っていますが、ことしから新型コロナの感染対策としてVR技術を使ったシステムを導入し、1日、訓練の様子を披露しました。

参加者は専用のゴーグルを装着し、高層ビルのオフィスの一室で火災が起きたという想定で映し出される映像を見ながら、消火器を使った消火のほか、ビル内にいる人への避難の呼びかけを行います。

さらにエレベーターに人が閉じ込められないようにする手順などを疑似体験していました。

会社では、VRを使うことで訓練の場所や日時を分けて行うことができるとしています。

このシステムには評価機能もついていて、対応にかかった時間や避難誘導などが適切かどうかを表示する仕組みになっています。

防災訓練を担当する森ビルの日向真一郎さんは「感染拡大で大勢が集まる訓練は難しいが、デジタル機器を活用することで実践的な訓練を行いたい」と話していました。