アフガン駐日大使「20年で得たものすべて失う」と支援訴え

アフガニスタンからアメリカ軍が撤退し、治安の悪化が懸念される中、アフガニスタンの駐日大使が「国際社会から見捨てられれば、この20年で得たものをすべて失うことになる」と述べ、国際的な支援の継続を求めました。

アフガニスタン情勢をめぐって、31日開かれた公開のオンラインセミナーに出席したアブダリ駐日大使は「アメリカはあまりにも早く撤退してしまった。このままアフガニスタンが国際社会から見捨てられれば、この20年で得たものをすべて失うことになる」と強い危機感を訴えました。

そのうえで、「過激派組織の脅威も迫り、アフガニスタンが不安定になれば地域だけでなく世界にとっても非常に危険だ。国際社会は人道支援を継続し、時間はかかっても新しい包括的な政府が発足し国が自立するまで、見守ってほしい」と支援の継続を呼びかけました。

そして、「この20年で築かれたアフガニスタンの基盤は、友好国の日本によって築かれたものでもある。日本が主導して国際支援会議を開いて、より深刻な状況になることを防いでほしい」と日本に協力を求めました。