住友ゴム 品質データ改ざん 品質管理国際規格 ISO認証取り消し

大手タイヤメーカーの「住友ゴム工業」は、兵庫県の加古川工場で生産し、品質データの改ざんを行っていたゴム製品などについて品質管理の国際規格であるISOの認証を取り消されたことを明らかにしました。

住友ゴム工業は、兵庫県の加古川工場で生産した、船などの破損を防ぐため港の岸壁に使われる「防舷材」と呼ばれるゴム製品の一部について、不適切な方法で品質の試験を行いデータを改ざんしていたことなどを公表しています。

この問題を受けて、ISOの登録認証機関による特別審査を受けた結果、加古川工場で生産する▽防舷材と、▽同じ品質管理システムを使う医療用の精密ゴム部品について、31日付けで認証が取り消されたことを明らかにしました。

また、大阪府の泉大津工場で生産する医療用の精密ゴム部品についてはISOの認証が一時停止されたとしています。

これについて住友ゴム工業は「お客様ならびに関係各位には多大なご迷惑とご心配をお掛けしていることを、改めて深くおわびいたします。再発防止と信頼回復に努めるとともに、認証の早期の再取得・一時停止解除に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。

この会社ではデータの改ざんなどについて外部の弁護士を加えた特別調査委員会による原因の究明を行っています。