茂木外相 アフガンの大使館機能ドーハに移す方針 米軍撤退で

茂木外務大臣は閣議のあとの記者会見で、アメリカ軍のアフガニスタンからの撤退が完了したことなどを受けて、一時閉鎖した日本大使館の機能を、タリバンとのパイプを持つ、カタールのドーハに移す方針を明らかにしました。

この中で茂木外務大臣は、アメリカ軍のアフガニスタンからの撤退が完了したことについて「軍を中心にした退避オペレーションというフェーズから、新たなフェーズに入っていくと考えている。出国を希望される方々の安全な退避のために、どういう手段がとり得るのか考えていきたい」と述べました。

そのうえで茂木大臣は、一時閉鎖したアフガニスタンの大使館について「仮の事務所をトルコのイスタンブールに置いているが、今後はおそらくタリバンが政治事務所を置いているカタールで、いろいろなコミュニケーションが行われることになる」と述べ、大使館機能をカタールのドーハに移す方針を明らかにしました。

また、茂木大臣は、記者団が、自衛隊機を派遣したタイミングが適切だったか質問したのに対し「状況が刻々と変化するなか、日本として取り得る手段を考え、派遣も決して遅かったとは思わない。空港近くで自爆テロが起こったことによって、退避を希望していた方々が、まだ退避できない状況にいることは残念だ」と述べました。