新学期 “発熱など体調に異変あったら ためらわず学校休んで”

新型コロナウイルスの感染が、夏休み明けの学校で拡大する懸念があることを踏まえ、萩生田文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、子どもや教員に対し、発熱など体調に異変がある場合は、ためらわずに学校を休むよう呼びかけました。

このなかで、萩生田文部科学大臣は「あすから2学期が始まる学校が増えるが、子どもたちの感染リスクをゼロにはできない。いまは、一人ひとりの行動が大切な時期だ」と指摘しました。

そのうえで「子どもたちや先生が取り組める感染症対策として、発熱などのかぜの症状があり、ふだんと体調が少しでも異なる場合には学校を休むことを徹底してほしい」と呼びかけました。

一方、萩生田大臣は「誰もが感染する可能性があることを改めて教育の場でも徹底してもらい、差別につながらないよう徹底してほしい」と述べ、児童や生徒が感染した場合でも、差別的な扱いを受けることがないよう学校や教育委員会に求めました。