新潟「わらアートまつり」2年ぶり開催 コロナ終息願う作品展示

稲わらで作る巨大なアートで知られる「わらアートまつり」が2年ぶりに新潟市で開かれ、新型コロナウイルスの終息を祈願した作品を見ようと地元の人たちが訪れています。

この催しは、コメ作りが盛んな新潟市西蒲区の魅力を稲わらを使って発信しようと、市が、東京の美術大学と連携して平成20年から毎年開いていて、去年は、ウイルスの影響で初めて中止されました。

ことしは感染対策のため、学生が提案したデザインをもとに地元の人たちが製作を担当し、会場の上堰潟公園にはウイルスの終息を願い「縁起物」をテーマにした3つの作品が展示されました。

このうち、疫病を収めるとされる妖怪「アマビエ」をかたどった作品は高さ3メートルあまりの迫力ある大きさで、丸みのある目などが親しみやすいデザインになっています。

また、新潟の民芸品で無病息災などの意味がある「三角達磨」や、人々に平安をもたらすとされる「鳳凰」も展示され、訪れた地元の人たちが写真を撮るなどしていました。

毎年、作品を見に来ているという市内の70歳の男性は「例年より作品が少なくさみしい感じもするが、来年こそはコロナが終息して催しがにぎわってほしい」と話していました。

また西蒲区役所の担当者は「感染対策をとった上でぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。

この「わらアートまつり」は10月31日まで開催されています。