社会

病院で新型コロナ感染確認 職員の子ども250人早退に 秋田

秋田県由利本荘市の教育委員会が、市内の病院で新型コロナウイルスの感染が確認されたことから、この病院に勤務する職員の子どもおよそ250人を学校から早退させていたことが分かりました。教育委員会はガイドラインに基づいた対応だとしていますが、「差別と誤解されかねない」などとしてガイドラインの見直しを進めることにしています。
由利本荘市教育委員会によりますと、今月25日、由利組合総合病院に勤務する職員から、「院内で新型コロナの感染が確認され、検査の対象になったので子どもを早退させてほしい」という連絡が相次ぎ、小中学校の子どもおよそ250人を早退させました。

教育委員会は「同居家族が濃厚接触者などとしてPCR検査の対象になった場合には、出席を停止する」というガイドラインに沿った対応だったとしています。

しかし、今回の検査は、濃厚接触者を対象にしたものではなく、院内の感染拡大を防ぐための検査だったことなどから、一部の保護者から不満の声が上がったということです。

教育委員会は、今月26日、各学校を通して病院で働く保護者全員に、「不快な思いをさせたとすれば申し訳なかった」と電話で謝罪したということです。

教育委員会は「差別の意図はなかったが、差別と誤解されかねない対応だった。今後はガイドラインの見直しや関係機関との連携などを適切に進めたい」としています。

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