沖縄 八重瀬町でもワクチンから異物見つかる ファイザー社製

29日に沖縄県八重瀬町の接種会場でファイザーの新型コロナウイルスワクチンに異物が混入しているのが見つかり、町は同じロット番号のワクチンの使用を中止しました。
これまでのところ、健康被害の情報は寄せられていないということです。

八重瀬町によりますと、異物が見つかったのはファイザーのワクチンで、瓶から6本の注射器に分ける作業を行っている際に混入に気付いたということです。

町は異物が見つかった段階で注射器に入っているものを含め、同じロット番号のワクチンの使用を中止し、別のロット番号のワクチンを用意して接種を再開しました。

これまでのところ、異物が見つかったのと同じロット番号のワクチンの接種を受けた304人から健康被害の情報は寄せられていないということです。

町によりますと、ファイザー社の日本法人からは、異物のほとんどが注射針で瓶のゴム栓が削られ混入したものだと説明を受けたということで、町は異物が見つかった瓶を送って詳しく調べています。