大規模接種センター予約案内かたる偽メール 注意呼びかけ

新型コロナウイルスの大規模接種センターの予約案内をかたる偽のメールが出回っていることが確認され、情報処理推進機構などが注意を呼びかけています。
メールに書かれたURLをクリックすると、厚生労働省のウェブサイト「コロナワクチンナビ」に似せた詐欺サイトにつながり、クレジットカード情報などを入力するよう求めてくるということです。

情報処理推進機構=IPAなどによりますと、29日から自衛隊の大規模接種センターをかたって接種の予約サイトを案内する偽のメールが出回っていることが確認されました。

詐欺サイトにつながり カード番号など入力求める

メールに書かれたURLをクリックすると、厚生労働省が接種会場などを紹介する「コロナワクチンナビ」に似せた詐欺サイトにつながり、名前や住所、メールアドレスのほか、クレジットカードの番号などを入力するよう求めてくるということです。

IPAでは、見慣れない送信元から突然送られたメールでは、すぐにURLをクリックしないこと、万が一、カード情報などを入力してしまった場合には、警察やクレジットカード会社などにすぐに相談するよう注意を呼びかけています。

また、厚生労働省も「コロナワクチンナビで銀行口座やクレジットカード番号などの登録を求めることはありません。情報を入力しないでほしい」と注意を呼びかけています。