パラリンピック 新型コロナ 選手1人含む11人新たに感染確認

東京パラリンピックに関連して大会組織委員会は、海外から来日し選手村に滞在する選手1人を含む合わせて11人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

組織委員会の発表によりますと、30日、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で新たに陽性反応を示したのは、11人だったということです。

このうち、海外から来日したのは4人で、選手村に滞在する選手1人は来日後14日間の隔離期間中で、ほかの3人は大会関係者が1人、大会の委託業者が2人となっています。

残り7人は日本在住で、大会の委託業者が5人、組織委員会の職員が1人、大会ボランティアが1人でした。

これで今月12日から発表されているパラリンピックに関連した感染者の累計は241人になりました。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は先月1日から28日までに5万3785人で、空港での検査で陽性が判明したのは54人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った86万6440件の検査では、273人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。