中部横断自動車道 山梨ー静岡間が開通 当初の予定より4年遅れ

一部で工事が難航していた中部横断自動車道の山梨と静岡を結ぶ区間が、当初の予定より4年遅れて29日、全線で開通しました。

中部横断自動車道は、静岡から山梨を経由して長野までを結ぶ高速道路で、このうち山梨と静岡を結ぶ74.3キロの区間は平成29年度中に全線が開通する予定でしたが、一部の区間で工事が難航していました。

最後の区間だった山梨県身延町の下部温泉早川インターチェンジと山梨県南部町の南部インターチェンジの間のおよそ13.2キロの工事が終了したことから、当初の予定より4年遅れて29日、全線開通となりました。

身延町の身延山インターチェンジでは関係者およそ130人が出席して式典が開かれ、この中で山梨県の長崎知事は「中部横断自動車道は物流の新たな大動脈となる極めて重要な道路です。経済や観光の活性化など、山々に囲まれた山梨県に計り知れない効果が期待され、山梨、静岡の連携をより一層深めると確信しています」とあいさつしました。

また、静岡県の川勝知事は「今回の開通は、『ふじのくに』の一体化の大きな前進の一歩であり、日本で最も美しい山岳景観を山の国として1つにする前進になりました」とあいさつしました。
そして午後4時にこの区間の通行が可能になると、一般の車が静岡に向けて走って行きました。

今回の開通により、甲府市と静岡市は1時間35分で結ばれ、国道を利用した場合よりおよそ1時間10分短縮されます。