90代陸上リレーチーム 世界記録上回る 世界新認定申請へ 青森

青森県内に住む90代の男性4人のチームが、陸上大会で400メートルと1600メートルのリレーに出場し、同じ年代の世界記録を大きく上回るタイムを出しました。
大会の主催者は世界新記録の認定に向けて申請を行うことにしています。

青森県弘前市では29日、「青森マスターズ陸上競技選手権大会」が開かれ、23歳から92歳のおよそ130人が参加しました。

このうち青森県内に住む敦賀又四郎さん(92)と工藤勇蔵さん(92)、三ツ谷光造さん(90)、田中博男さん(90)の4人が、90歳から94歳のクラスの400メートルリレーと1600メートルリレーに出場しました。

29日の弘前市は最高気温が30度近くまで上がる厳しい暑さとなりましたが、400メートルリレーではスムーズにバトンをつないで1分43秒69でゴールし、同じ年代の世界記録の2分22秒37を40秒近く上回りました。
このおよそ2時間半後には1600メートルリレーにも挑戦し、大きな声援を受けながら、懸命にトラックを走って9分56秒36で完走し、2014年にアメリカのチームが出した、同じ年代の世界記録を2分45秒余り上回りました。

この種目で4人は、ことし5月にも8分49秒01の好タイムを出しましたが、この時はほかの年代も含めて、出場したチームがほかになかったため、世界新記録には認められませんでした。

大会主催者は今回は世界新記録に認定されるための条件を満たしているとしていて、2つの記録を近く日本マスターズ陸上競技連合に申請することにしています。

敦賀さんは「4人で力を合わせていい記録を出せました。走ることは楽しいので100歳まで続けたいです」と話していました。