パラリンピック 新型コロナ 選手2人含む11人新たに感染確認

東京パラリンピックに関連して、大会組織委員会は海外から来日した選手や大会関係者など合わせて11人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

組織委員会の発表によりますと、29日、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で新たに陽性反応を示したのは11人だったということです。

このうち、海外から来日したのは3人で内訳を見ると、選手村に滞在する選手2人がいずれも来日後14日間の隔離期間中で、大会関係者1人はすでに隔離期間が終わっています。

残り8人は日本在住で、大会の委託業者が7人、メディア関係者が1人でした。

これで今月12日から発表されているパラリンピックに関連した感染者の累計は230人になりました。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は先月1日から27日までに5万3685人で、空港での検査で陽性が判明したのは53人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った84万7321件の検査では、266人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。