アメリカ南部にハリケーン接近 ルイジアナ州政府 非常事態宣言

アメリカ南部にハリケーンが勢力を強めながら接近していて、上陸が予想されているルイジアナ州の政府は非常事態を宣言して市民に避難を呼びかけるなど、警戒が高まっています。

アメリカの気象当局によりますと、ハリケーン「アイダ」はメキシコ湾を北西に進んでいて、このあと5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」に勢力を強め、現地時間の29日午後、日本時間の30日午前にアメリカ南部のルイジアナ州付近に上陸すると予想されています。

気象当局は、ルイジアナ州やその周辺の地域では強い雨や風、それに高潮で大きな被害が出るおそれがあるとしていて、ルイジアナ州政府は非常事態を宣言したほか、バイデン大統領も28日、市民に対し早めに避難するよう呼びかけました。

ハリケーンが接近しているルイジアナ州などでは、海に近い地域から避難する人たちの車で各地の道路が渋滞しています。

アメリカ南部では16年前の2005年、同じ8月29日にハリケーン「カトリーナ」が上陸し、ルイジアナ州最大の都市、ニューオーリンズ市を中心に壊滅的な被害を受けて1800人以上が犠牲になりました。

気象当局によりますと、今回のハリケーン「アイダ」は上陸するときの勢力では16年前の「カトリーナ」を上回る可能性があり、警戒が高まっています。