パラリンピック アーチェリー混合団体 岡崎・大山ペア初戦敗退

東京パラリンピックのアーチェリー混合団体、車いすで障害の程度が重い「W1」の岡崎愛子選手と大山晃司選手のペアは、初戦となった準々決勝でロシアパラリンピック委員会と対戦し、119対132で敗れました。

混合団体では、それぞれのチームが4本ずつ矢をうつ「エンド」を交互に4回繰り返して行い、16本の合計得点を競います。

初戦となった準々決勝で、日本の岡崎選手と大山選手のペアはロシアパラリンピック委員会のペアと対戦しました。

日本は第1エンド、大山選手に10点満点のうち2点となるミスが出るなど相手に4点のリードを許し、序盤から追う展開となりました。

その後、岡崎選手が安定した得点をマークし、大山選手も立て直しましたが、10点満点を何度も出したロシアパラリンピック委員会に差を広げられ、日本は119対132で敗れました。

2人は混合団体では敗退しましたが、大山選手は今月30日に、岡崎選手は今月31日に、それぞれ個人戦に出場する予定です。

岡崎「本当は仲さんにいい姿を見てもらいたかった」

岡崎選手は、もともと、ことし2月に病気で亡くなった仲喜嗣選手とのペアで代表に内定していました。
仲選手とのペアでは、おととしの世界選手権で銅メダルを獲得していました。
岡崎選手は試合のあと、「本当に悔しいのひと言。なかなか自分の撃ち方をできなかった」と振り返りました。

今大会は仲選手のユニフォームを車いすの下に置いて競技に臨んだということで、「本当は仲さんにいい姿を見てもらいたかった。ただ、仲さんのユニフォームと一緒にこの舞台に立てたのは本当によかったと思う」と話していました。

一方、代わりにペアを組んだ大山晃司選手は「結果を出すことが自分にとって恩返しになると思っていたが、力及ばなかった」と、個人戦ではライバルだった仲選手への思いを口にしました。

2人はこのあと行われる個人戦に出場する予定で、岡崎選手は「練習の成果として、いつもの撃ち方ができるよう頑張りたい」と話し、大山選手は「悔しい思いを個人戦にぶつけたい」と雪辱を誓っていました。