パラリンピック 新型コロナ 大会関係者など新たに22人感染

東京パラリンピックに関連して、海外から来日した大会関係者や委託業者など合わせて22人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

大会組織委員会は28日、東京パラリンピックに関連して、新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人は22人だったと発表しました。

いずれも選手村には滞在しておらず、このうち海外から来日したのは、大会関係者の3人と大会の委託業者1人の合わせて4人です。

残りの18人は日本在住で、大会の委託業者が13人、大会関係者が2人、大会ボランティアが3人でした。

これで組織委員会が今月12日から発表しているパラリンピックに関連した感染者の累計は219人になりました。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は、先月1日から今月26日までに5万3635人で、空港での検査で陽性が判明したのは53人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った82万6209件の検査では257人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。