ルネサス 光半導体製造の滋賀工場8月末で操業終了へ

半導体メーカー大手のルネサスエレクトロニクスは、海外メーカーとの価格競争で採算が見込めなくなった通信機器向け半導体の製造拠点だった滋賀県の工場について、8月末で操業を終了すると発表しました。従業員については配置転換や再就職の支援を行うとしています。

発表によりますと、ルネサスエレクトロニクスは、通信機器で使われる光半導体と呼ばれる分野から撤退するのに伴い、大津市の滋賀工場を閉鎖する方針を去年、明らかにしていましたが、8月末で操業を終了します。

工場で働くおよそ110人の従業員は、ほかの事業や別工場への配置転換で雇用を維持するほか、早期退職を希望する場合は再就職先をあっせんするなどの支援を行うとしています。

また、工場の土地は大阪市の不動産会社に譲渡するということです。

ルネサスは、海外メーカーとの厳しい価格競争で採算が悪化しているなどとして、3年前に高知県の工場を売却したほか、7月には産業用ロボットに使う半導体を生産している山口県の工場の閉鎖も決めるなど、合理化を進めています。

世界的に半導体の需要が高まっていますが、会社では選択と集中を進めて、需要が見込める半導体の生産を強化していきたいとしています。