パラリンピック 新型コロナ 大会関係者ら新たに13人感染確認

東京パラリンピックに関連して、大会関係者や委託業者など合わせて13人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

大会組織委員会は27日、東京パラリンピックに関連して、新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人は13人だったと発表しました。

13人は選手村には滞在しておらず、このうち、海外から来日したのは大会関係者の1人で、来日後14日間の隔離期間中だということです。

残りの12人は日本在住で、大会の委託業者が9人、大会関係者が1人、メディア関係者が2人でした。

これで組織委員会が今月12日から発表しているパラリンピックに関連した感染者の累計は197人になりました。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して、海外から来日した選手や関係者は7月1日から8月25日までに5万3366人で、空港での検査で陽性が判明したのは53人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など、大会の管轄下で行った80万6464件の検査では252人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には、自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などは、こうした人たちを含めて発表しています。