“使用見合わせ”モデルナワクチン 58の大学で接種や接種予定
モデルナの新型コロナウイルスワクチンの一部に異物が混入していた問題で、全国58の大学で厚生労働省が使用の見合わせを決めたロット番号のワクチンをすでに接種したり、接種を予定したりしていました。これまでに健康への被害を訴えている人はいないということです。
今回の問題を受けて文部科学省は、ワクチン接種を行っている大学を調べました。
その結果、全国58大学の86の会場で、厚生労働省が使用の見合わせを決めたロット番号のワクチンをすでに接種したり、接種を予定したりしていました。
これまでのところ健康への被害を訴えている人は報告されていないということです。
文部科学省は大学での接種に遅れが出ないよう、代わりのワクチンを用意するため、厚生労働省などと協議しています。