都の大規模接種会場 妊婦もワクチン可能に 予約開始

東京都が設けた大規模接種会場で、都内に住む妊娠中の女性も接種できるようになり、26日から予約の受け付けが始まりました。

妊娠中の女性は特に妊娠後期に感染すると重症化しやすく、早産のリスクも高まると指摘されていて、千葉県では入院先が見つからなかったため自宅で出産した赤ちゃんが亡くなりました。

こうした事態を受けて、都は都が設けたワクチンの大規模接種会場で妊娠中の女性も接種できるようにしました。

対象になるのは、いずれも12歳以上の、都内に住む妊娠中の女性と配偶者などのパートナー、それに女性と同居している家族で、26日からインターネットで予約の受け付けが始まりました。

自治体から送られてくる接種券に記載されている番号などを入力して、都庁の北展望室と、府中市にある多摩総合医療センターなど6か所から希望する会場を選びます。

東京都「ワクチンには重症化防ぐ効果 接種の検討を」

東京都は「ワクチン接種には重症化を防ぐ効果があるので命を守るためにも接種を検討してほしい」としています。