パラリンピック 学校連携観戦 ゴールボール会場で選手を応援

千葉市で行われている、東京パラリンピックのゴールボールの会場では、26日も学校連携観戦チケットによる観戦が行われ、子どもたちからは、実際に見たパラアスリートのパフォーマンスに驚きの声が聞かれました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京パラリンピックは原則、無観客となるなか、教育的な意義を重視して学校連携観戦チケットによる子どもたちの観戦が一部の競技会場で行われています。

競技2日目の26日も、千葉市の幕張メッセで行われているゴールボールの会場には子どもたちが訪れ、マスクを着用し、席の間隔を空けて座るなど、コロナ対策をして選手を応援しました。

このうち、千葉県内の私立学校は、事前に大会の意義やゴールボールのルールなどについて学んできたということで、観戦したおよそ50人は拍手で応援したり、手を振って選手をたたえたりしていました。

観戦した男子児童は「見えていないはずなのに、積極的にボールを取ろうとする姿がすごいなと感じました。これまで競技を見たことがなかったので、とても楽しかったです」と話していました。

また、女子児童は「きのうの夜は楽しみで寝られなかったです。生で観戦するのはテレビで見るのと違いドキドキしました。障害がある人もない人もみんなが仲よくできる環境ができればいいなと思います」と話していました。

引率した男性職員は「机の上での勉強と現地で肌で感じることは全く違うと思うので、子どもたちにとってとても貴重な体験になった」と話していました。