ワクチン接種で先進的取り組み 東京 墨田区の会場を首相が視察

新型コロナウイルス対策をめぐり菅総理大臣は、東京 墨田区のワクチン接種会場を視察し、先進的な事例を全国に広げながら、10月から11月のできるだけ早い時期に、希望するすべての人が2回目の接種を終えられるよう取り組む考えを強調しました。

菅総理大臣は26日午後、東京 墨田区の集団接種の会場を視察し、山本区長らと意見を交わしました。

このあと菅総理大臣は、記者団に対し「都内でも最も接種が進んでいる墨田区の接種会場を視察し、2回目の接種分を在庫として持つことなく、回転させ、接種していると伺った。働いている若い人や40代、50代の人も接種をしやすいよう、駅前に夜間の会場を設けたり、スカイツリーの中に会場を設けたり、大変な努力をされている結果だ」と述べました。

そのうえで「墨田区の現状を全国に横展開する中で、しっかり対応していきたい」と述べ、先進的な取り組みを全国に広げながら、10月から11月のできるだけ早い時期に、希望するすべての人が2回目の接種を終えられるよう取り組む考えを強調しました。