モデルナワクチン 中止された文化庁の集団接種 あす実施へ

モデルナの新型コロナウイルスワクチンの一部に異物が混入していた問題で文化庁は26日、文化芸術の担い手を対象に行っている集団接種を急きょ中止しました。

27日は、都内の大学から約700人分のワクチンと会場の提供を受け実施するということです。

文化庁によりますと、文化芸術の担い手を対象に東京・港区の国立新美術館で行っている集団接種のワクチンについて、26日朝確認したところ、未使用分のモデルナのワクチンが、厚生労働省が使用の見合わせを決めたロット番号のものだとわかり、26日午前10時から予定していた接種を急きょ、取りやめました。

27日は代わりのワクチンを提供してくれることになった東京 足立区の帝京科学大学で720人を対象に接種を行うことになったということです。

また、30日以降は代わりのワクチンを確保したうえで再開したいとしていて、最終的な状況を見て判断することにしています。