アルジェリア 隣国モロッコとの国交断絶を表明

北アフリカのアルジェリアは、隣国のモロッコが敵対的な行動を続けているなどとして国交を断絶すると表明しました。両国はモロッコが実効支配している西サハラをめぐって長年対立していて、さらなる関係の悪化が懸念されています。

アルジェリアのラマムラ外相は24日、記者会見し「アルジェリアの独立直後からモロッコは常に敵対的な行動を続けてきた」などと述べ、モロッコとの国交を断絶すると明らかにしました。

具体的には、モロッコの情報機関がアルジェリアの当局者らに対しスマートフォンから情報を盗み出すことができるスパイウエアを使用したことや、アルジェリア北部の山火事にモロッコが関与したことなどが理由だとしています。

一方で、両国間の外交官どうしの業務は続けるとしています。

これに対してモロッコ外務省は「アルジェリアの主張は一方的かつ不当だ」と批判しています。

アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は「この結果を残念に思う」とする声明を発表し、両国に自制を呼びかけました。

アルジェリアとモロッコは、モロッコが実効支配している西サハラをめぐって長年対立していて、今回の事態を受け両国のさらなる関係悪化が懸念されています。