社会

モデルナワクチン使用見合わせを 全国863の会場に連絡 厚労省

モデルナの新型コロナウイルスワクチンの一部に異物が混入した問題で、厚生労働省は、同じ工場で製造されたワクチンを配送した全国800余りの接種会場に、使用を見合わせるよう26日から連絡を取っています。
接種スケジュールへの影響を最小限にするため、代替品を送るなどして対応する方針です。
8月16日以降、東京都と埼玉県、茨城県、愛知県、岐阜県にあるモデルナのワクチンの接種会場のうち8か所で、未使用の容器の一部に異物が混入しているのが見つかりました。

厚生労働省によりますと、これまでに健康被害の報告はないということです。

異物が混入したワクチンは、スペインの工場で製造され、7月下旬以降、日本に出荷されていたということで、厚生労働省は、この工場で同じ時期に製造された163万回分のワクチンの使用を見合わせることを決めました。

配送された全国863の会場には、26日朝から連絡を取り始めているということです。

厚生労働省は、会場の名前を明らかにしていませんが、自治体の大規模接種や職域接種の会場も含まれているということで、接種スケジュールへの影響を最小限にするため、代わりのワクチンを送るなどして対応することにしています。

一方、国内での流通を手がける武田薬品工業は、モデルナに対し、異物の特定や混入した原因の調査を依頼しました。
厚生労働省は、すでに接種を受けた人で体調に異変がある場合は、
▽かかりつけ医に相談するか、
▽武田薬品工業のコールセンターなどに連絡してほしいとしています。

コールセンターの電話番号は0120(793)056で、土日祝日や休業日を除く午前9時から午後5時半まで受け付けています。

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