パラリンピック卓球 両腕ないエジプトの選手「不可能はない」

東京パラリンピック、卓球の男子シングルス、腕や足に障害のあるクラスには、エジプトのイブラヒーム エルフセイニ・ハマドトゥ選手が出場しました。

ハマドトゥ選手は事故で両腕を失いましたが、口にラケットをくわえ、首を振って左右にショットを打ち分けます。サーブの時には右足でトスを上げてプレーします。

競技を始めた当初は脇の下にラケットをはさんでいたということですが、首と歯のトレーニングを重ね、今のスタイルを確立しました。

25日は予選リーグの初戦で韓国のパク・ホンギュ選手と対戦し、鋭いショットなどでポイントを奪う場面もありましたが、ゲームカウント0対3で敗れました。

ハマドトゥ選手は「敗れたことは悲しいが、次の試合に勝ってメダルを目指したい。不可能はないし、残りの試合で私たちには何でもできるということを伝えたい」と話していました。