西武 佐々木健 コロナの球団ルール違反で対外試合出場禁止処分

プロ野球 西武は、ルーキーの佐々木健投手が、新型コロナウイルスの感染防止対策で同居する家族以外との会食を禁止するなどのルールに違反したとして、25日から1か月間、対外試合への出場を禁止する処分を科しました。

西武では、新型コロナウイルスの感染防止対策として、同居する家族以外との会食を禁止することや、行動記録の提出を義務づけることなどを、球団のルールとして定めています。

こうした中、佐々木投手は、先月と今月の2回、知人女性と長時間、面会していたほか、提出が義務づけられている行動記録の未提出と記載漏れがあわせてあったということです。

23日、佐々木投手が申し出て明らかになったということで、球団は佐々木投手に対して、25日から1か月間、対外試合への出場を禁止する処分を科しました。

佐々木投手は「コロナ禍においてさまざまな制約があるなか、私自身の甘さゆえ、関係の皆さま、ファンの皆さまの期待を裏切る行動を取ってしまったこと、心よりお詫び申しあげます。今後、二度とこのようなことを起こさないよう十分に注意するとともにあらためてチームで定められたルールを心に刻み、責任ある行動をとってまいります」と球団を通じてコメントしています。

佐々木投手は25歳。ドラフト2位でNTT東日本から入団しました。

今シーズンは5試合に登板して0勝0敗、防御率8.31で、今月13日から再開した後半戦は1軍の出場選手に登録されていませんでした。