“宣言”追加 北海道「函館朝市」 徐々に観光客増えていた中で

緊急事態宣言の対象地域に北海道が追加される見通しとなったことについて、函館市の観光名所「函館朝市」では、改めて感染を抑える取り組みが必要だという声が聞かれました。

函館朝市協同組合連合会によりますと、夏の観光シーズンを迎え、例年よりは少ないものの、徐々に訪れる観光客が増えていたということです。

そうした中で緊急事態宣言の対象地域に追加される見通しになったことについて、連合会の藤田公人理事長は「厳しい状況で営業を続けていますが、全国的にこれだけ感染が拡大している中、お客さんが来たからといって、私たちも喜んでいいのか悩ましい気持ちです」と複雑な思いを話していました。

そのうえで、藤田理事長は「私たちも気持ちをひとつにして感染を抑える取り組みをしていかなければ、同じことが繰り返されるので、頑張らないといけないと思っています」と話していました。