フランスの障害者担当副相 “分身ロボット”カフェを視察 東京

東京パラリンピックに合わせて来日しているフランスの障害者担当副相が、重い障害のあるスタッフがロボットを遠隔操作して接客する都内のカフェを訪れ、障害のある人の新たな働き方を視察しました。

次のオリンピック・パラリンピックが開催されるフランスのソフィー・クリュゼル障害者担当副相が視察したのは、東京 中央区にある“分身ロボット”カフェです。

このカフェでは、難病や脊髄の損傷などで重い障害のある60人が、自宅や病院にいながら、自分の分身のように、さまざまな大きさのロボットを遠隔操作して接客し、ロボットのカメラとマイクで客とコミュニケーションも取れるということです。

クリュゼル副相は担当者から説明を受けた後、実際にALSの患者の女性が自宅のベッドからロボットを操作して作ったコーヒーを飲んだあと、それぞれのスタッフに働き始めたきっかけや、やりがいについて尋ね、ロボットを通して会話をしていました。
クリュゼル副相は「多くの人が働き続けることを可能にする、すばらしい試みだと思います。2024年のパリ大会は私たちにとって大きな挑戦になるので、日本のよいアイデアを見て役立てたいと思っています。ハンディキャップのある人たちが解雇されることがないよう、人々の意識が変わっていくことを期待しています」と話していました。