東京都は、24日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4220人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の火曜日より157人減り、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
24日までの7日間平均は4636.9人となり、前の週の102.4%です。
24日の4220人の年代別は
▽10歳未満が252人、
▽10代が434人、
▽20代が1282人、
▽30代が881人、
▽40代が674人、
▽50代が424人、
▽60代が131人、
▽70代が85人、
▽80代が44人、
▽90代が12人、
▽100歳以上が1人です。
感染経路がわかっている1617人の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く1075人、
▽「職場内」が233人、
▽「施設内」が77人、
▽「会食」が48人などとなっています。
都の担当者は「感染確認は横ばいの状態だ。それでもこれまでにないほど非常に高い水準なので、この状況では医療機関や保健所のひっ迫が続いてしまう。およそ半分を占める20代と30代でも重症化するケースは珍しくないため、自分のこととして捉えてほしい」と話していて、不要不急の会食や旅行の自粛など感染対策の徹底を改めて呼びかけています。
24日の4220人で今月の都内の感染確認は10万人を超えて10万961人になりました。
ひと月の感染確認が10万人を超えるのは初めてで、すでに月別では最も多かった先月のおよそ2.3倍になっています。
東京パラリンピックの関連では3人の感染が確認されました。
内訳は、外国人の選手1人と競技関係者1人、日本人の業務委託の事業者1人です。
これで都内で感染が確認されたのは31万8929人になりました。
一方、24日時点で入院している人は、4124人となり、過去最多だった23日よりさらに90人増えました。
4日連続で最多を更新しました。
「現在確保している病床に占める割合」は69.1%です。
都の基準で集計した24日時点の重症の患者は、23日より4人減って268人で、重症患者用の病床に占める割合は68.4%となっています。
重症患者の年代別は、
▽10代が1人、
▽20代が4人、
▽30代が20人、
▽40代が51人、
▽50代が102人、
▽60代が57人、
▽70代が26人、
▽80代が7人です。
また、都は、感染が確認された40代と50代、70代から90代の男女合わせて9人が死亡したことを明らかにしました。
このうち40代の女性は、今月5日に感染が判明し、37度台の発熱とせきの症状がありましたが、翌6日に保健所から連絡があった際、入院の必要はないと判断され、入院調整は行われませんでした。
しかし、その日の夜に体調が急変し、病院に救急搬送されましたが、亡くなりました。
女性に基礎疾患はなかったということです。
第5波に入って、今月、自宅療養中に死亡した人は、都によりますと、これで12人だということです。
都内で感染して死亡した人は合わせて2393人になりました。
東京都 新型コロナ 9人死亡 4220人感染確認 2日連続前週下回る
東京都内では24日、新たに4220人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1週間前の火曜日より157人減り、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。これで今月の都内の感染確認は10万961人になり、ひと月で10万人を超えるのは初めてです。また、入院患者が4日連続で過去最多となったほか、自宅療養中だった40代の女性が死亡しました。