マツダ 国内2工場 操業停止 感染確認の中国から部品調達できず

自動車メーカーのマツダは、中国の上海にある国際空港で新型コロナウイルスの感染者が確認されて航空貨物の一部に運休が出て、部品の調達ができなくなっているため、23日から国内の2つの工場で操業を停止しています。

操業を一時停止しているのは、広島県の本社工場と山口県の防府工場で、23日の夜勤から操業を取りやめています。

マツダによりますと、中国の上海にある国際空港で働く従業員に新型コロナウイルスの感染が確認され、航空貨物の一部に運休が出ているため、生産に必要な部品が調達できなくなっているということです。

マツダでは24日の夜勤まで操業の停止を決めていて、今後の航空貨物の運航状況などによっては、さらに操業の停止期間が長引くおそれがあるとしています。

マツダは「お客様や関係者にご迷惑とご心配をおかけしていることをおわびします。販売・サービスへの影響や取り引き先への影響を最小限に抑えるように努めていきます」としています。