大阪府内の小中学校 夏休み延長など 感染拡大受け対応

新型コロナウイルスの感染の急拡大を受け、大阪府内の一部の自治体は、小中学校の夏休みを延長したり、休み明けの授業をオンラインに切り替えたりするなどの対応に追われています。

大阪 寝屋川市は、夏休み明けの23日から8月27日まで、合わせて36ある市立の小中学校で、児童生徒の登校を見合わせる措置を取り、授業をオンラインに切り替えました。

このうち市立堀溝小学校では、担任の教諭がビデオ会議システムを使って授業を行い、5年生の2クラス合わせて47人の児童たちが自宅で国語の授業を受けていました。

教室では教諭がモニター越しに児童の意見を聞いたり、出された意見を黒板に書いて整理したりしていました。

担任の沖原総太教諭は「子どもたちに会えないのはとても残念ですが、命を守ることがいちばん大切で、オンラインでも子どもたちが楽しんで学べる方法を今後も工夫していきたい」と話していました。

大阪府内では、ほかにも吹田市が市立の小中学校の夏休みを1週間延長するなど、感染が急拡大する中、各自治体が対応に追われています。