パラリンピック開幕前に IPC会長や理事などの歓迎会 都内で

東京パラリンピックの開幕を前に、IPC=国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長や理事などの歓迎会が、23日夜、菅総理大臣や組織委員会の橋本会長などおよそ40人が出席して、都内のホテルで開かれました。

23日午後6時半から開かれた組織委員会主催の歓迎会には、IPCのパーソンズ会長や理事のほか、日本側から菅総理大臣や東京都の小池知事、それに組織委員会の橋本会長などおよそ40人が出席しました。

組織委員会によりますと、歓迎会はおよそ1時間にわたって歓迎の気持ちを示す文化イベントなどが行われたということです。

また、新型コロナウイルスの感染拡大が続いている状況を踏まえて、食事や酒類は提供されなかったということです。

東京オリンピックを前に先月開かれた、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長などの歓迎会では、会場周辺にオリンピックの開催に反対する人たちが集まって抗議活動をするなど騒然としましたが、23日、会場周辺では抗議活動や混乱などは見られませんでした。