夏の甲子園 初戦勝利チーム対象に実施のPCR検査は“全員陰性”

高野連=日本高校野球連盟などは夏の全国高校野球で初戦に勝利したチームを対象に行ったPCR検査の結果について全員が陰性だったと発表しました。

今月10日に甲子園球場で開幕した夏の全国高校野球では、新型コロナウイルスの感染対策として代表校の選手や監督などを対象に大会前と大会中に最大4回のPCR検査を行うことになっています。

高野連などは23日、初戦に勝利したチームを対象に行った検査の結果について749人全員が陰性だったと発表しました。

大会前に実施した最初の検査では栃木の作新学院の部員2人の感染が確認されていました。

また、1回戦から登場したチームは、雨の影響で日程が延期されたことを踏まえ2回戦を勝ったあとにも追加で検査をおこなったほか、今後は準々決勝を勝ったチームを対象に検査を行う予定です。

一方、一連の検査とは別に、選手の発熱を受けて実施した検査で宮城の東北学院と宮崎商業で選手などの新型コロナウイルスへの感染が確認され、この2校は出場を辞退しました。