白物家電出荷額 去年同月比8%余減少 ”巣ごもり需要”一巡か

エアコンや冷蔵庫などいわゆる白物家電の先月の国内出荷額は、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が一巡したことで、去年の同じ月より8%余り減少しました。

日本電機工業会によりますと、白物家電の先月の国内の出荷額は約2490億円で、去年の同じ月を8.5%下回りました。

出荷額の減少は2か月連続です。

これは去年、新型コロナの影響による巣ごもり需要や一律10万円の定額給付金の効果で家電製品の販売が大きく伸び、出荷額がふた桁の増加となった反動によるものです。

製品別では、衛生意識の高まりから増加が続いていた空気清浄機が33.7%の減少と、1年4か月ぶりにマイナスに転じたほか、洗濯機が18.4%の減少と10か月ぶりのマイナスとなりました。

このほか冷蔵庫が9.4%、エアコンが5.9%、それぞれ減少しました。

今後の見通しについて日本電機工業会は「エアコンなどの製品は去年、買い替えを済ませた消費者も多く、テレワークの浸透や巣ごもり需要による効果も一巡したと見られる。このため、今後も出荷額が前年割れする傾向が続くと見られる」と話しています。