水素エネルギーを身近に感じてもらう催し 福島 浪江町

震災と原発事故からの復興に向けて水素エネルギーを活用したまちづくりを進めている福島県浪江町で、水素を身近に感じてもらう催しが開かれました。

浪江町では去年、世界最大級の水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド」が稼働を始め、福島県や大手の商社、自動車メーカーなどと連携して水素エネルギーの普及に向けた実証事業を進めています。

22日はこの水素エネルギーの普及につなげようと町内の道の駅でイベントが開かれ、親子連れなどが参加しました。

会場には水素を活用して走る子ども向けのカートやバス、キッチンカーなどが展示され、子どもたちが実際にカートに乗車して乗り心地を楽しんでいました。
このほか水素をはじめとするクリーンエネルギーについて学ぶ教室も開かれ、子どもたちが簡単な実験キットを使ってエネルギーをためる燃料電池の仕組みを学んでいました。

参加した小学6年生の男の子は「ガソリン車と違ってスムーズでなめらかな感じで掃除機のキーンという音がしました。二酸化炭素を減らすため水素で走る車が世界で広まればと思います」と話していました。

浪江町の吉田数博町長は「異常気象の原因でもある二酸化炭素を減らしカーボンフリーの社会をつくることが大事であり水素の利活用を広めていきたい」と話していました。