作家 高橋三千綱さん死去 「九月の空」で芥川賞受賞

小説「九月の空」で芥川賞を受賞したほか、がんと向き合う日々を赤裸々につづった作品などでも知られる作家の高橋三千綱さんが、今月17日、東京 八王子市の自宅で肝硬変と食道がんのため亡くなりました。73歳でした。

高橋三千綱さんは大阪府の出身で、1974年スポーツ新聞社の記者として働きながら書いた「退屈しのぎ」が文芸誌の新人賞を受賞しました。

その後新聞社を退職し、剣道に打ち込む男子高校生の成長を描いた小説「九月の空」を発表し、1978年芥川賞を受賞しました。

時代小説やエッセーなど幅広い作品を発表し、2012年にがんと診断されてからは「作家がガンになって試みたこと」など、病気と向き合う日々を赤裸々につづった作品も出していました。

高橋さんはことしも小説を刊行するなど精力的に活動していましたが、事務所によりますと今月17日、東京 八王子市の自宅で肝硬変と食道がんのため亡くなりました。

73歳でした。