夏の全国高校野球 長期化でチームへのPCR検査追加 最大4回に

甲子園球場で開かれている夏の全国高校野球の日程が雨による延期で長期化していることを受けて、高野連=日本高校野球連盟などは、新型コロナウイルスの感染対策としてチーム関係者を対象に最大3回を行うとしていたPCR検査を4回に増やすことを決めました。

夏の全国高校野球は、当初開幕が予定されていた今月9日以降、試合が延期となった日数が史上最多の7日となり日程が長期化していて、初戦の1回戦を終えてから2回戦まで10日空くチームも出てきています。

高野連などは、感染対策としてチーム関係者を対象に行うPCR検査について、当初、大会前に加えて、勝ち上がった場合は初戦と準々決勝のあとの最大3回を予定していましたが、1回戦から登場した17校については2回戦のあとにもPCR検査を追加で行うことを決めました。

チームによっては最大4回の検査を受けることになります。

今大会では大会前のPCR検査で栃木の作新学院で部員2人の陽性が確認されたほか、大会に入ってから宮崎商業と宮城の東北学院で選手などが新型コロナウイルスに感染し、この2校は出場を辞退しました。