岐阜 白川村 ワクチン希望の12歳以上の村民全員 2回接種完了

新型コロナウイルスワクチンの集団接種を進めている岐阜県白川村は、希望する12歳以上の村民への2回の接種を終えました。

岐阜県白川村は先月21日までに、希望する25歳以上の村民を対象にした集団接種を順次完了し、先月25日からは12歳以上から24歳を対象に接種を進めていました。

21日、その2回目の接種が村内の診療所で行われ、予約していた子どもなどが保護者に付き添われながら次々に訪れました。

飲食店で働く19歳男性は「接種には不安もありましたが、人と接する仕事なので迷惑がかからないようにと接種を決めました」と話していました。

村はこれで、希望する12歳以上の村民1200人余りへの2回の接種を終えたということです。12歳以上の村民全体の87%にあたります。

今後新たに接種希望があった場合は、岐阜県が高山市に開設する大規模接種会場を紹介するということです。

白川村村民課の古田直樹課長は「9割近い人が接種をしてくれて少しほっとしました。引き続き感染対策を呼びかけます」と話していました。