新型コロナ 横浜市立の小中学校 夏休み後も8月中は臨時休校へ

新型コロナウイルスの感染の急拡大で子どもの感染が増えていることから、横浜市は市立の小中学校について、夏休みが終わったあとも今月いっぱい臨時休校とする方針を固めました。

横浜市によりますと、小中学校など市立の学校に通う児童・生徒にも感染が広がっていて、夏休みに入ってからの1か月間で、去年1年間を上回る約800人の感染が確認されたということです。

このため市は市立の小中学校について、来週夏休みが終わってからも、今月いっぱい臨時休校とする方針を固めました。週明けにも公表することにしています。

来月になっても緊急事態宣言が出されている期間は、市立の小中学校に加え高校についても短縮授業とするほか、部活動を休止するなどの対策を取るとしています。

一方、保育園児にも感染が広がっていることから、家庭で子どもの面倒を見られる場合や、子どもの体調が悪い場合は保育所の利用を控えてもらうよう保護者に呼びかけることも決めました。

子どもを休ませた日数に応じて保育料を返還することにしています。

神奈川県内では、相模原市と川崎市も市立の小中学校などを今月いっぱい臨時休校とすることを決めています。