IPC会長 感染深刻化の場合のパラ大会継続「最善の対応が必要」

3日後に迫った東京パラリンピックの開幕を前に、IPC=国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長がNHKの単独インタビューに応じ「途中で何かが変わってしまったら、アスリートの安全と健康を守るために最善の方法で対応する必要がある」と述べて、新型コロナウイルスへの感染が深刻化するなど選手の安全が守れないと判断した場合は改めて対応策を検討する考えを明らかにしました。

IPCのパーソンズ会長は21日午前、都内でインタビューに応じました。

パラリンピックに出場する選手が新型コロナウイルスに感染して重症化したりクラスターが発生したりした場合に大会を継続するかどうかを尋ねると、パーソンズ会長は「オリンピックと違う状況になれば日本の関係者と対応を話し合う必要がある。途中で何かが変わってしまったらアスリートの安全と健康を守るために、最善の方法で対応する必要がある」と話し、選手たちの安全が守れないと判断した場合には改めて対応策を検討する考えを明らかにしました。

学校連携観戦チケットによる子どもたちの会場での観戦については日本政府からの要請だとしたうえで「私たちも同意したが、子どもたちを守るためにはどうしたらいいのか、もう少し理解したいと伝えた。現在検討しているところだ。安全が保証されないなら、これが最善の方法ではないことは誰もが認めるところだ」と話し、日本側と実施方法を含め対応を協議していることを明らかにしました。

さらに大会の開催による国内での感染拡大を不安視する声に対しては「私たちは路上でのイベントやマラソンには出ないでください、テレビで見てくださいと言ってきた。警戒を怠らないよう、双方が協力することが重要だ」と述べました。