パラリンピック関連の感染者 100人超える 24日の開幕を前に

3日後に開幕する東京パラリンピックに関連して、海外から来日した選手1人など新たに15人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。組織委員会が今月12日から発表しているパラリンピックに関連した感染者の数は100人を超えました。

大会組織委員会は21日、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人が15人に上ったと発表しました。

1人は海外から来日して間もない選手で、選手村には入っていないということです。

残りの14人のうち、海外から来日したのは6人で、選手村に滞在する選手団の関係者が1人、大会関係者が4人、大会の委託業者が1人です。

このほかの8人は日本在住で、いずれも大会の委託業者でした。

これで組織委員会が今月12日から発表しているパラリンピック関連の感染者は100人を超え、101人となりました。

また組織委員会は、20日の検査で陽性反応を示したと発表した選手1人の濃厚接触者に9人が認定されたことを明らかにしました。

9人はいずれも隔離の措置が取られていて、毎日検査を行ったり必要な感染対策を講じたりしたうえで、練習や競技への参加を判断するということです。

一方、すでに閉幕したオリンピックに関連して海外から来日した大会関係者1人の感染も確認され、オリンピック関連の感染者は547人に上りました。