“若者へのワクチン接種促進”盛り込む補正予算成立 東京都

急速な感染拡大を抑え込むため、若者へのワクチン接種を促進するための費用などを盛り込んだ東京都の補正予算が成立しました。

都議会は、20日本会議が開かれ、採決の結果、新型コロナウイルスの追加対策に充てる総額3278億円の補正予算案が賛成多数で可決・成立しました。

今回の補正予算には、若者へのワクチン接種を促進するため、接種記録を活用して特典を付与する事業などに10億円を盛り込んでいます。

また、休業や時短営業を行った飲食店などに対する協力金に2611億円、飲食店との取り引きが減り、売り上げが減少した酒の販売事業者などに対する国の支援金の上乗せとして452億円を計上しています。

酒の販売事業者などへの支援金の上乗せは、これまでの1か月当たり最大20万円を最大60万円まで引き上げます。

都が、新型コロナウイルス対策で補正予算を編成するのは、今回で33回目で、対策の総額は、5兆6239億円となっています。