
東京パラで来日の選手1人など12人新型コロナ感染 パラ選手は初
8月24日に開幕する東京パラリンピックに関連して、海外から来日した選手1人など、新たに12人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。パラリンピックの選手で感染が確認されたのは初めてです。
大会組織委員会が20日に発表した、東京パラリンピックに関連して、新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人は12人で、このうちの1人は海外から来日した選手で、選手村には入っていませんが、来日後14日間の隔離期間中だったということです。
パラリンピックの選手で感染が確認されたのは初めてです。
残りの11人のうち、海外から来日したのは2人で、メディア関係者と大会の委託業者のそれぞれ1人です。
このほかの9人は日本在住で、委託業者が6人、組織委員会の職員が2人、大会関係者が1人でした。
これで組織委員会が7月1日から発表している国内と海外を合わせた感染者の累計は、オリンピック関連が546人、パラリンピック関連が86人の合わせて632人になりました。
一方、組織委員会は、19日に発表した感染確認のうち、選手村に滞在し、来日から14日間の隔離期間中だとしていた大会関係者について、実際は14日が経過していたと訂正しました。