漫画家 みなもと太郎さん死去 ギャグを交ぜた表現で新境地開く

ギャグを織り交ぜた歴史漫画「風雲児たち」などの作品で知られる漫画家のみなもと太郎さんが今月7日、肺がんのため東京都内の病院で亡くなりました。74歳でした。

みなもと太郎さんは京都市出身で、高校を卒業して1967年にデビューしたあと、1970年からギャグ漫画の「ホモホモ7」を少年誌に連載し、人気作となりました。

その後もさまざまな雑誌で作品の発表を続け、1979年に、ギャグを織り交ぜた歴史漫画「風雲児たち」を発表しました。

この作品は、三谷幸喜さんが脚本を手がけたNHKの正月時代劇「風雲児たち」や、東京の歌舞伎座で上演した「月光露針路日本風雲児たち」という新作歌舞伎の原作にもなり、話題となりました。

みなもとさんは、劇画タッチとギャグ漫画の画風を織り交ぜた独自の表現で新境地を開き、「風雲児たち」は日本漫画家協会賞のコミック部門で大賞を受賞しています。

また、マンガ研究家としても活躍し、文化庁メディア芸術祭の審査委員や手塚治虫文化賞の選考委員も務めました。

家族によりますと、みなもとさんは肺がんを患い去年から「風雲児たち幕末編」の連載を休んでいて、今月7日、都内の病院で亡くなったということです。