入院患者 死亡は69人に 沖縄 うるま記念病院 感染確認 計199人

新型コロナウイルスの大規模なクラスターが発生し、入院患者の死亡が相次いだ沖縄県うるま市の医療機関で、さらに5人の死亡が確認され、これまでに亡くなった入院患者は69人になりました。

沖縄県うるま市にある「うるま記念病院」では、7月中旬、感染力が強いインドで確認された変異ウイルス「デルタ株」に職員が感染したことが分かり、その後、感染が急速に広がっています。

沖縄県によりますと、県内では過去最大規模のクラスターが発生し、これまでに入院患者173人、職員26人の合わせて199人の感染が確認されています。

県内の医療体制がひっ迫し、ほかの医療機関に転院させることができない中、17日までに入院患者64人の死亡が確認されていましたが、19日までに、さらに5人の死亡が確認され、これまでに亡くなった入院患者は69人になりました。

病院では、医師や看護師の応援を受けて対応を続けています。